映画「マトリックス」(マトリックスシリーズ第1作目)を観ました。
あらすじ、ネタバレを含む感想を載せます。
この記事の読者の想定は下記の通りです。
- 映画「マトリックス」のあらすじを読みたい
- 映画「マトリックス」の要約を読みたい
- 映画「マトリックス」の感想を読みたい
上記の内1つでも当てはまる方は、是非お読み下さい。
未だ観賞していない方向け
映画「マトリックス」のあらすじ
ー「トーマス・アンダーソン」、大手ソフトウェア企業に勤める敏腕エンジニアの顔を持つ青年。
その一方で、ハッカーとしての裏の顔(通称「ネオ」)も併せ持つ。
アンダーソンは日常生活を送るなかで、漠然とした「現実ではないような違和感」を覚えていてー
映画「マトリックス」はどのような方にお勧めか?
下記の内、いずれか1つでも当てはまる方にお勧めします。
- アクションが好き
- SFが好き
- キアヌ・リーブス作品が好き
ご覧になる方は、公式トレーラーをご覧になってから本編を観ることをお勧めします!
映画「マトリックス」トレーラー
本記事の以降の内容は、本編鑑賞後にご覧になることをお勧めします。
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既に観賞した方向け
映画「マトリックス」のネタバレ
物語要約
舞台は未来、AIが支配する世の中で、人間はエネルギーを有効活用されるだけの乾電池のような扱い。
人間は出生時に莫大なエネルギーを生む、AIはそこを有効活用し、出生後は培養液に浸し、生かし、死後も有効活用する。
「マトリックス」とは、仮想世界のことを指す。
出生後、人間の精神は仮想世界に送り込まれる。
仮想世界と現実世界の精神はリンクしていて、仮想世界で死ぬと現実世界でも死ぬ。
*
ネオは自ら選択し、モーフィアスの助力を得て、現実世界に覚醒した。
*
ネオは、エージェントスミスに命を狙われ、猛攻されるもこれを押し退け、迎撃に成功する。
無事に現実世界に戻るのだった。
映画「マトリックス」の感想
人間が乾電池扱い
2020年の現在では、人間の支配下からAIが暴走だとか、AIに人間が支配されてしまう…といったテーマの作品は様々存在するように思う。
1990年代の当時、既に、AIによって人間が支配されている世界観を確立していたマトリックスシリーズすげえなって思った。
ましてや…人間が乾電池扱い。斬新。
怖すぎる!
死後もちゃんと有効活用してくれるんだ~♪なんて人間側としてはプラスに評価できない。苦笑
アクションが激しい
ネオやトリニティ、モーフィアス、エージェントスミスらが主だと思うが、アクションシーンが激しくて胸が熱くなった。
CGの表現により世界観が引き立つ
CGの表現により世界観が引き立った。
例えばトーマス・アンダーソンがマトリックス内でスミスにより尋問されているとき、口がきけなくなってしまうシーン。
あれ、結構怖かった(そもそもビルの外で逃げようとしているシーンもかなりハラハラした)。
仰け反って銃弾避けるシーン、非常に知名度の高いシーンだったからか、目の当たりにしたとき感動した。
救世主ではない筈のネオが、預言者の予言をひっくり返して救世主になれるんじゃって期待を持ち続けられた。
エージェントスミスが強い
他のエージェントもそうだが、とりわけエージェントスミスが強い。
勝てる気のしない相手だったけど、最終的にネオはよく勝てた。良かった。
ワイヤーアクション感
こればかりは当時じゃ仕方ないとは思うのだが、ワイヤーアクション感が少し気になった。
90年代の作品!って意識し続けて見る分には支障は特に無い。
トリニティとの関係
短時間だったが、ネオがトリニティとの間で相思相愛の関係を作ったのは驚きを通り越して違和感があった。
トリニティ達が犠牲にした命
記憶違いなら認識改めるんだけど、仮想世界であっても死ぬと現実世界でも死ぬ。
トリニティ達、何人もの命を犠牲にしたように思うんだけどそれは問題ないのか?
乾電池として活用されてるとはいえ、培養液に浸りつつも生存してる人間の命なんだけど…。
例えば映画冒頭、トリニティは仮想世界で人を殺してる。不可解だった。
総評
総括すると、期待以上だった。
現実世界だと思ってる世界が、実は現実世界ではなく仮想世界の中…だなんて、なんとも怖い…。
その上「漠然とした不安があっても、確かめる術がない」だなんて、絶望的な手詰まり感。
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裏切りを働いた男のせいで、失われてしまった命が切ない。
とはいいつつ、裏切りを働いた男の気持ちは理解できる。
思考も、行動も、これはこれで人間っぽいなぁと思った。
ときには裏切りうる生き物だもの。
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トリニティはネオを見つけ、ネオはモーフィアスらと助力しあえて良かった。
結果として、エージェントスミスから救えた命が幾つもあったように思う。
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良い映画は何年経っても楽しめますね。
2・3も期待して観ます。