映画「X-MEN2」(X-MENシリーズ第2作目)を観ました。
あらすじ、ネタバレを含む感想を載せます。
この記事の読者の想定は下記の通りです。
- 映画「X-MEN2」のあらすじを読みたい
- 映画「X-MEN2」の要約を読みたい
- 映画「X-MEN2」の感想を読みたい
上記の内1つでも当てはまる方は、是非お読み下さい。
未だ観賞していない方向け
映画「X-MEN2」のあらすじ
ー対ミュータント対策本部顧問「ウィリアム・ストライカー」、ミュータントを強烈に敵視している。
ストライカーは「マグニートー」から機密情報を聞き出しー
映画「X-MEN2」はどのような方にお勧めか?
下記の内、いずれか1つでも当てはまる方にお勧めします。
- アクションが好き
- アメコミ(マーベル・コミックやDCコミック 等)が好き
ご覧になる方は、公式トレーラーをご覧になってから本編を観ることをお勧めします!
映画「X-MEN2」トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=xF9FW5_yDxs
本記事の以降の内容は、本編鑑賞後にご覧になることをお勧めします。
上記の記事の内のビデオ・オン・デマンドの活用や、お近くのレンタルビデオ店の活用をお勧めします。
既に観賞した方向け
映画「X-MEN2」のネタバレ
物語要約
対ミュータント対策本部顧問「ストライカー」は、「恵まれし子らの学園」に居るミュータント全員の拘束や、全ミュータントの抹殺を実行しようとする。
ミュータント拘束の目的は「全ミュータントをセレブロを使って抹殺したときに、想定通り死んでるかの確認用」。
「恵まれし子らの学園」に居るミュータント全員の拘束は、学園内にいたウルヴァリンらによって阻止するも、数人の生徒は捕獲されてしまう。
捕獲された生徒は後に、ウルヴァリンらとマグニートーらが手を組み、奪還に成功。
奪還までの過程で、ストライカーは自身の息子である「ジェイソン」を使い、「プロフェッサー」づてに「セレブロ」を用いて全ミュータントの抹殺を図るもすんでのところで失敗。
ミッションの過程でジーンは仲間を守る為に死亡。
*
大統領を襲った「ナイトクローラー」(本名:カート・ワグナー)、黒幕は「ストライカー」(ナイトクローラーは薬によって襲うよう仕向けられていた)。
映画「X-MEN2」の感想
ジーンは死ぬ必要があったのか
生徒奪還後、現場から撤退する前に近くの大きなダムが決壊。
現場の飛空船が離陸できていないウルヴァリン達は全滅寸前だった。
離陸できない理由は、なぜか飛空船の操作が効かない為。
そこまでは判る。飛空船の操作が効かない理由は何?ってところはあるけど一旦飲み込む。
その様子を見たジーンが1人、飛空船から飛び出し、目前まで迫ってきた強烈な水圧から飛空船を守り、飛空船の操作が効くようにし、飛空船を浮かせ、自身が犠牲になる。
これは判らない。
飛空船の操作を効かせられるなら、そもそも飛空船から飛び出さないで飛空船の操作を効かせられるようにしたら良かったんじゃないのかな。
水が飛空船を襲うギリギリまで待つこともなかったし、外に出る必要は無かったし、死ぬことは無かった。
スコット達が全力を尽くしてるときにちゃちゃっと能力使って、操作を効かせられるようにしたら、余裕を持って離陸できたよね?って思う。
キャラクターの心理や状況のアンマッチが気になった。
ウルヴァリンの防衛戦
胸アツで相当楽しめたシーンだった。
子守りを依頼されたウルヴァリン、まさか軍からの防衛戦をすることになるとは思わなかっただろうからなぁ(笑)。
子供達を守る為に容赦なく振る舞うウルヴァリン、強かったし頼もしかった。
マグニートーは飽くまでもミュータント側
マグニートーは今回、ストライカーに薬を使用された関係で情報を漏洩させてしまい、それが「恵まれし子らの学園」生徒数名の拘束成功に繋がってしまう。
第1作目では、人間に対しての関わり合い方でプロフェッサーとマグニートーとの間で対立、戦いが起こったが、今作では拘束された生徒奪還に向けて協力し合えたのは良かった。
マグニートーは、飽くまでもミュータント側についてるんだなぁ。
マリーとボビー
「マリー」(ローグの本名)がボビーをボーイフレンドにしたのは意外だった。
ウルヴァリンに片思いし続けるのかと思ったら、意外とそうでもないんだな。
何年か経ってて成長していたようだし、自然っちゃ自然。
デスストライカー
「デスストライカー」(ユリコ)という、ウルヴァリン以外にアダマンチウムを扱える唯一の人が今作で絶命したのは残念。
ポテンシャル的にはウルヴァリンと劣っている印象はなく、戦闘では五分五分くらい。
外見は綺麗。
ウルヴァリンと差異があるとしたら、デスストライカーは爪のような場所からアダマンチウムが伸びること。
ポテンシャルはあったのに、ウルヴァリンに体内に液状のアダマンチウムを流し込まれて絶命…ウルヴァリンが起点を効かせられたから良かったものの、非常に強敵だったよなぁと思う。
アダマンチウム流し込み以外では何で倒せるんだろう…?(そもそもウルヴァリンって超回復がとにかく協力だけど、首を落とすとかで死ぬのかな?)
『永遠の王』
収監されたマグニートーが獄中で読み、プロフェッサーが授業中に生徒に読み聞かせることがある小説の名前。
なんだろうと思って簡単に調べてみたら、アーサー王に関する物語らしい(よく聞く「アーサー王物語」と同一物なのか、関連する別物なのかまでは判らず)。
X-MENシリーズのプロフェッサーやマグニートーの思想や、X-MENの世界観に関わる部分があるかもしれないから、そのうち読むのも有りだなぁ。
総評
第1作目以上に展開が読みづらくて楽しめた!
戦争か共存か?人間側が先に手を出しちゃ、共存の道は一層絶たれていっちゃうなぁ。
プロフェッサーのように「力はあるけどコントロールしてる」ミュータント、「前面に出そうとする」マグニートーのようなミュータント。
ミュータントって言ってるけど、人間みたいだな~力(武力や権力)のある人、ない人とか。
ストライカーの過去は理解したけど、攻撃を仕掛けることのリスク本当に見えてるの?って思っちゃう。
そんな二作目だった(纏まってない)。