この記事に辿り着いた貴方、一眼レフ、特に「キヤノン EOS Kiss X8i」や「X9i」にご興味はありませんか?
この記事の読者の想定は下記の通りです。
- 「EOS Kiss X8i」がどういう人に合っているか知りたい
- 「EOS Kiss X8i」が優れるのはどこかを知りたい
- 「EOS Kiss X8i」・「EOS Kiss X9i」・「EOS Kiss M」の3つを比較したい。
- 「EOS Kiss X8i」・「EOS Kiss X9i」・「EOS Kiss M」のどれにすべきか知りたい。
上記の内1つ以上当てはまる方は、是非お読み下さい。
「EOS Kiss X8i」はどういう方に合っているか?
- 「コスパを重視したい」
- 「一眼レフでどれにするかで悩んでいる」
- 「高画質な写真が撮りたい」
- 「初心者でも扱いが難しくないものが良い」
「EOS Kiss X8i」が優れるのはどこか?
柱書
前述した「1. 「EOS Kiss X8i」はどういう方に合っているか?」で示した結論の理由付けになります。
「EOS Kiss X8i」には魅力が詰まっています。
※細かなスペックは公式(キヤノン:EOS Kiss X8i|概要)に任せ、ここでは半年以上使用している私が魅力的だと感じた点について言及します。
- 被写体が動いても綺麗に撮れる
- フォーカスが合うのが早い
- フォーカスを合わせるのが簡単
- 初心者でも簡単に撮れる
- 画質が綺麗
- どんな姿勢でも撮影できる
- 遠くのものもくっきり撮れる
- 撮影した写真や動画の取り込みも簡単
使用感や「何故EOS Kiss X8iを選んだのか?」(どこを重視して選んだのか)について、具体的に説明していきます。
その前に冒頭で少し「何故「EOS Kiss X8i」を私は選んだか」について、いつ買ったのかと併せて触れたいと思います。
何故「EOS Kiss X8i」を私は選んだか
私はこのカメラを、2018年7月17日に購入しました。
愛息が出生が2018年8月2日、その前月です。
私は昔から、写真や動画は積極的に撮り、思い出を目に見える形で残すタイプでした。
いつからか、下記のように考えるようになりました。
- 「可能な限り高画質で残したい!」
- 「子供や猫ちゃんが動き回ってても、綺麗に撮りたい!」
- 「多少は覚えるつもりだけど、やっぱり初心者に優しいものがいい!」
- 「子供の運動会も見越して、遠くも綺麗に撮れるものがいい!」
- 「コスパが良いものが欲しい!(出産や赤ん坊の周辺のものの準備がお金がない、、)」
上記の私のニーズを全て満たすのが、「EOS Kiss X8i」だった為です。
正直なところ、「EOS KissX9i」と比較して悩みましたが、私の場合はコスパを重視しました(後悔はありませんし、これからも「EOS Kiss X8i」を愛用していきます)。
被写体が動いても綺麗に撮れる
我が家には、記事の更新時点で生後8ヶ月目の赤ん坊と、5匹の猫ちゃんが住んでいます(我が家の詳細については プロフィール をご参照下さい)。
私が主に撮影するのは休日で、主な被写体は愛息と愛猫です。
無論、私が撮影するときに、気を使って動きを止めてくれたりはしません(笑)
それでも、愛息(愛猫)が動いていても綺麗に撮れます。
※被写体が動きうるときはいつも「簡単撮影ゾーン」の「スポーツ」にして連射したり、「動画」撮影モードで動画を撮り、動画から写真化しています。
フォーカスが合うのが早い
撮りたい!と思ったらすぐにEOS Kiss X8iを準備しますが、フォーカスが合うのが早い点も魅力的です(遅いと、取り損ねかねません…)。
フォーカスはオートでします(手操作で、任意の箇所にフォーカスすることもできます)。
因みに我が家では、カメラは愛息や愛猫には届かず、且つすぐに使える範囲に置いてあります(そうでないとフォーカス云々以前に、遅れが更に大きくなりますからね…。苦笑)。
更にぶっちゃけますが、
- 「EOS Kiss X8iで間に合う見込みがない」
- 「数秒を惜しんで今すぐ撮影を」
という状況になることが極たまにありますが、その場合はスマホで撮影しています。
判断が怪しい場合も、「間に合わない」ということが起こらないようスマホを選択しています。
※Xperia XZ3 右側面のボタンを長押ししてカメラモード→タッチで撮れますので、撮影までにかかる時間は、やはりデジカメを準備するよりも早いです。
早いですが、後々の見返したときの画質を気にして、極力はX8iを準備して撮影しています。
フォーカスを合わせるのが簡単
「液晶モニター」に映っている映像の内、フォーカスを合わせたいところにタッチするだけでフォーカスします。
(※オートフォーカスするものの、ここをフォーカスしたい!という状況に応じて、任意にフォーカスを合わせるのが簡単、という話です。)
映像の内、猫ちゃんの顔にフォーカスを当てたければ、「液晶モニター」の猫ちゃんの顔をタッチすればフォーカスしますし、子供の顔にフォーカスを当てたければ、「液晶モニター」の子供の顔をタッチすればフォーカスします。
(※例えば、子供と猫ちゃんが映っていて、子供の顔にフォーカスが合っているところ、その写真を撮った後に猫ちゃんの顔にフォーカスを当てたい!と思った場合等に重宝します。)
初心者でも簡単に撮れる
「EOS Kiss X8i」が私にとって初の「一眼レフ」であり、「デジタルカメラ」ですが、操作が難しいと思ったことはありません。
※一番最初に説明書をざっと通読してから、困ったときに説明書の目次に当たることをお勧めします(それか有識者で聞ける人が居れば、訊くのも早いかなと思います。)。
操作に慣れてきたら、下記のようにモードダイヤルを変えてから撮るのもより良いと思います。
- 被写体が積極的に動くとき→「スポーツ」モード
- 風景を撮るとき→「風景」モード
- 人物を撮るとき→「ポートレート」モード
画質が綺麗
スマホではなく、デジタルカメラで撮るからにはここも欠かせない要素でした。
期待していた以上に綺麗です。
スマホで撮影する写真と比べて顕著なのは、純粋に画質の綺麗さも有りますが、画像が大きいことです。
加工するときに特に思いますが、画像が大きい方がより望ましいです。
どんな姿勢でも撮影できる
「液晶モニター」があり、この「液晶モニター」で「ファインダー」越しの映像と同じ映像を確認することができます。
「ファインダー」越しでしか確認できないと、ファインダーを覗けるだけの距離と角度が必要です。
「液晶モニター」越しですと、距離は「液晶モニター」に映っている内容が判断できるだけの距離であれば十分で、角度も「液晶モニター」がぐるっと回転できますので問題ありません(※止まるところはありますが、支障は感じません)。
本当に便利です、「ファインダーを覗けないけど、だいたいこの辺りかな…」と角度にアテをつける必要は「液晶モニター」を活用することで全く無くなります(見えますから)。
自撮り(セルフショット)するときも、「液晶モニター」を180度回転させれば「どう映ってるか」を確認できます(撮影前に位置の調整ができます)。
遠くのものもくっきり撮れる
ダブルズームキットを用いると、遠くのものもくっきり撮れます。
実際に自宅のベランダから遠くのものを撮りました。
撮影例
一応、写真毎にも説明を記載しましたが、下記の順です。
- 左上:通常のレンズキット(型番:「EOS-Kiss-X8i-EF-S18-55-IS-STM-レンズキット」)で、ズームインした状態
- 右上:通常のレンズキット(型番:「EOS-Kiss-X8i-EF-S18-55-IS-STM-レンズキット」)で、ズームアウトした状態
- 左下:ダブルズームキットで、ズームインした状態
- 右下:ダブルズームキットで、ズームアウトした状態
繰り返しになりますが、私の場合は我が子の出生に合わせて購入した理由でもある、
というのは外せないポイントです(まだ何年も先ですが…)。
撮影した写真や動画の取り込みも簡単
カメラ内で撮影した写真や動画の管理をしていくのは、撮影を続けていくといつかキャパシティ的に無理が生じます(≒メモリ容量が溢れ、保存しきれないってことです)。
パソコンに取り込む作業が必要になってきますが、それも簡単です。
「EOS Utility」というソフトウェアを使うことになります。
実際に手順を示します
カメラをパソコンに接続すると、「EOS Utility」というソフトウェアが自動で立ち上がります。
画面上の「取込開始」ボタンを押下します(取込処理が開始します)。
取込処理が完了すると、ビューアーが立ち上がります。
取込処理としては以上で完了です、簡単ですね!
理由は、次回取込するタイミングで取込先に今回取り込んだファイルが存在しない場合(※1)、また今回取り込んだファイルを再度取り込むことになるからです。
※1の場合というのは、例えば「取り込んだ後にブルーレイディスクに移した」「取り込んだ後に外付けHDDに移した」等を想定していて、とにかく、別のところに移した場合です。
十分に起こり得ることですので、取込が問題なく終わっていたらオススメします。
「EOS Kiss X8i」と「EOS Kiss X9i」、「EOS Kiss M」のどれにすべきか?
結論としては、「何を重視」するかによると思います。
- コスパ重視:EOS Kiss X8i
- 性能重視:EOS Kiss X9i
- 軽量重視:EOS Kiss M
私の場合はコスパを重視し、「EOS Kiss X8i」を選択、大満足しています。
「EOS Kiss X8i」と「EOS Kiss X9i」、「EOS Kiss M」の違いは何か?
結論としては、値段とスペックが下記の通り異なります(※値段は、記事更新(3/13)時点のもの。引用元は表の下の「※1」をご参照下さい)。
「EOS Kiss X8i」と「EOS Kiss X9i」は勿論のこと、記事を更新している現時点で「価格ドットコム」>「デジタル一眼レフカメラカメラ」>「人気売れ筋ランキング」1位の「EOS Kiss M」も比較対象に加えます。
X8i | X9i | M | |
価格 |
¥47,898 (EOS Kiss X8i EF-S18-55 IS STM レンズキット) |
\- (※X9iには、「 EF-S18-55 IS STM レンズキット」相当のものがない) |
¥67,880 (EOS Kiss M EF-M15-45 IS STM レンズキット) |
価格(ダブルズームキット) | ¥58,998 | ¥76,964 | ¥77,490 |
カメラ部有効画素 | 約2420万 | 約2420万 | 約2410万 |
オートフォーカス/測距点 | 19点 | 45点 | 143点 |
Wi-Fi | 対応 | 対応 | 対応 |
Bluetooth | 非対応 | 対応 | 対応 |
電源/撮影可能枚数(ライブビュー撮影/常温(+23℃)) |
約180枚 | 約270枚 | 約235枚 |
発売日 | 2015年 4月17日 | 2017年 4月 7日 | 2018年 3月23日 |
※1 引用元
[スペック]
- https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx8i/spec.html,
- https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx9i/spec.html,
- https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissm/spec.html,
- https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissm/feature-forcus.html
[価格]
- https://kakaku.com/item/K0000741190/,
- https://kakaku.com/item/K0000944185/,
- https://kakaku.com/item/J0000027003/)
補足的に「EOS Kiss M」についての特徴も触れますと、なんといってもミラーレスな点かと思います。
ミラーレスの特徴をざっくりお伝えすると…
「サイズがミラーレスでないタイプ(EOS Kiss X8iやX9i等)と比べて、一回り小さく、持ち運びし易い」
が挙げられます。
※個人的には、カメラはカメラケースに入れて持ち運ぶ為、サイズは重視するポイントにしていませんが、人によっては重視されるのも一考の余地はあるかと思います。
まとめ
ここまで、「EOS Kiss X8iを使ってみての魅力」や、「X9iやMのスペックとの比較」についてお伝えしました。
誰に・何をオススメするかについて、まとめ・お浚いします。
コスパ最重視
基本的には、「EOS Kiss X8i ダブルズームキット」をオススメ。
人によっては、「EOS Kiss X8i EF-S18-55 IS STM レンズキット」をオススメ(※絶対に遠くを撮らない(仮に遠くを撮ることはあっても、画質は気にしない!)という方)。
性能最重視
基本的には、「EOS Kiss X9i ダブルズームキット」をオススメ。
人によっては、「EOS Kiss X9i EF-S18-135mm IS USM レンズキット」をオススメ(※性能を最重視し、コストは気にしない!という方)。
軽量であることを最重視
基本的には、「EOS Kiss M ダブルズームキット」をオススメ。
人によっては、「EOS Kiss M EF-M15-45 IS STM レンズキット」をオススメ(※絶対に遠くを撮らない(仮に遠くを撮ることはあっても、画質は気にしない!)という方)。
以上の通りです。
私は引き続きEOS Kiss X8iを使っていきますが、今後発売されるカメラ次第では乗り換えも検討します(((((((((((っ・ω・)っ
運動会を見越して買ったのもあって、現状で満足していますけどねヽ(・ω・)/
余談
※すっごく余談です、カメラについての情報は上記までです。
以降、しみじみと感じる「私の所感」について少し胸中を綴りましたが、所感に興味がない方は上記までご覧頂ければ幸いです。
出生時から、8ヶ月に入った我が子の写真を毎週見ますが、本当に写真や動画って大切です。
- 「こんなに小さかったんだ」
- 「こんなに目、開いてなかったんだ」
- 「この頃から笑うようになったっけ」
- 「この頃から何でも口に入れるようになったな…」
といったような、撮影時の記憶を呼び起こすきっかけになってくれています。
それと同時に、
- 「これからも1日1日を大切にしなきゃいけない」
と思わせてもらえます。
(人生って本当に短いです…1日1日を大切にしなきゃと後悔する度に思います。)