教育

早慶上智に受かる人の特徴【元予備校スタッフが伝える】

早慶上智に受かった人を数十人ほど見てきました(GMARCHに受かった人は百人以上見てきました)。

独断と偏見に基づき、早慶上智に受かる人・受かった人の特徴をお伝えしようと思います。

大学受験指導予備校に務めていた経験を基に、ざっくりまとめます。

ダイス
ダイス
こんにちは!ダイス(dice@dice_record)です。

この記事の読者の想定は下記の通りです。

  • 早慶上智に受かる人の特徴が知りたい
  • 難関試験に合格する人の特徴が知りたい

上記の内1つでも当てはまる方は、是非お読み下さい

はじめに

本記事の目的

真っ先に本記事の目的をお伝えします。

「勉強しようか悩んでいる方」向けに「勉強するマインド作り」の一助になることを第一の目的にしています。

ここでいう試験とは、難易度を問わず難しいものから簡単なものまで含んでいます

言い方を変えると、既に勉強するマインドが出来上がっている方には効果が薄い、もしくはほぼ全く無いのではないかと思います(「既に知ってる」って思うかなと)。

予めご了承下さい。

注意点

傾向であって、全員ではない点にご注意下さい。

大多数に当てはまるように思うが、全員ではない」です。

文理で傾向が変わるかもしれませんが、私が見ていたのは文系のみです(理系は見ていないので当記事では言及できません。文転した元理系なら覚えがありますが、少ないです)。

場所によって傾向が変わるかもしれませんが、私が見ていた地区は主に東京都内です(時期によっては埼玉や千葉でも見ましたが、少ないです)。

[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]思い出し次第追記するかもしれません。

早慶上智に受かる人の特徴

一例として

主に都内で見ていた限り、早慶上智に受かる人には特徴・共通点がありました。

summary

  • 勉強時間を惜しまない(※1)
  • 効率に拘る(※2)
  • 偏差値を上げる為に全力(※3)
  • まずは基礎を積み上げる(※4)
  • インプットもアウトプットも両方怠らない(※5)
  • 不要なマインドを払拭する(※6)
  • 礼節がしっかりしている(※7)

上記それぞれについて、補足付きで説明していきます。

detail

■勉強時間を惜しまない

絶対に合格する為に、可処分時間は目一杯勉強に費やしている印象だった。

【平日】現役生は下校後から22時まで、高卒生(浪人生)は9時から22時まで予備校で勉強している。

【休日】聴く限りだと10~12時間前後勉強している印象。

実際に訊いたが「(3年から始めての)1年間を無駄にしたくない」「(既に一浪しているので)もう一浪するわけにはいかない。後がない」「学費を払ってもらってるのに無駄にするわけにいかない」という気持ちの人が実に多かった。

■効率に拘る

→時間が限られていると解っているからこそ、勉強効率や勉強方法は拘る(適当に我流でやってみたり、杜撰なものを選んだりしない)。

どの子も、私達予備校側から受けた指示や、実際に早慶上智に受かった先輩達がとっていた勉強方法を実践していた。

成功者のノウハウを模倣するのが間違いなく一番の近道、オリジナリティはそこから追加・変更していく(ベースは成功例にすべき)。

■偏差値を上げる為に全力

→1つ目に近い部分があるが、偏差値を上げる為にとにかく手を尽くしていた

予備校にいても休憩時間中に単語帳読んだり、お手洗い前の行列で待ってるとき、電車に乗るときも肌身離さず単語帳を持っていて、目を通していた(※電車の方は聴いた話)。

時間の捻出が全力で、他者と差をつけようとしてた。

頻繁に実施するテストで誤答したものはしっかり復習し、同じ間違いはしないようにもしていた(当然のようだが…)。

先生や先輩の活用も上手で、ある程度調べて解らないものは訊きにいけていた(ひたすら調べ続けるのは時間効率が良くない、訊いた方が早い)。

■まずは基礎を積み上げる

→「基礎あっての応用。基礎を盤石にしないまま、応用を積み上げることなどできない。まずは基礎を積む」ということを理解し実践できていた。

文系専門だったので、科目は英語・国語(古文・現代文)・選択科目(日本史・世界史・文系数学・政治経済)の3つが主だったが、例えば英語ならしっかり単語を憶える、国語の古文なら古文単語を憶える、日本史や世界史なら年号憶える、数学なら公式憶えるとかかな。

「単語知らなきゃ、英文は書けない」ことを当然に知っているようだった。

■インプットもアウトプットも両方怠らない

→当然のようだが、インプットだけじゃなくアウトプットもしっかりしていた

テキスト読むだけじゃ合格できない、蓄積した知識を引き出す訓練を演習という形でしっかり行っていた。

合格する為には受験本番時に解ける必要があるのに、解く練習が不足したら受からない。

かと言って、赤本演習が楽しくて演習だけひたすら繰り返す子もいたが、芳しい結果ではなかった(その子は基礎がまだなってなかった、こちらからは再三注意した)。

それとどの子も河合の全統記述模試を年3回しっかり受けてた気もする。

■不要なマインドを払拭する

「勉強が辛い」というマインドをまず脱ぎ捨てる

勉強効率を下げる要因になり、百害あって一利なしなので。

ここは人によるが、しっかりした目的があるなら目的の為と踏ん張ったり、極端な例では「勉強するマシンとして過ごした」「無心だった」と言っていた人もいた。

■礼節がしっかりしている

→礼節がしっかりしている子が多い印象。

会ったり別れたりするタイミングでの挨拶、何かしてもらったときのお礼の言葉、時間を厳守できなかったときの謝罪 等。

どれも当たり前のことだとは思うが、当たり前のことを当たり前にこなせていた

結局大事なことはなにか?

指標は量と方法です。

必要な量を、ある程度効率的な方法で行えば合格水準に達します。

前述の話から解る通り、合格ラインに達する人は人一倍努力しているってことですね。

結果を出すためには他人と同量の努力では不足していて、それ以上にやる(努力量にも拘る)べきです。

必要な量というのは人によって異なります(物覚え等、どうしても個体差がありますから)。

いわゆる「天才肌」の人は、この量が少なくても理解・暗記できたりするわけですね…。

ダイス
ダイス
ぶっちゃけ、大学受験が相対評価であり、資格試験等で絶対評価(ある程度の点数をとれれば合格)であればこの限りではありません。ただ、絶対評価の試験であっても全体の点数によって合格点が変動したり、辛めにつけられるものもあります。そこを踏まえるとやはり、ある程度は他者より頑張るマインドがあった方が無難です。合格する為であり、合格するまでの間だけです。

方法

量があっても結果がついてこない場合、方法を見直すべきです。

方法は成功者の真似が一番手っ取り早いです。

それも、成功者の成功事例は幾つか把握した方がいいです。

理由は単純で、「1人の成功例だけ聴いても、それが自分に合うとは限らないため」です。

突飛な勉強方法をとっても合格する子も居た気がするので、極力2人くらいは聴いておきたいですね。

ダイス
ダイス
なんだか病院みたいな話ですね、セカンドオピニオン的な。笑

残念ながらよく「試験は水物」と言います。

運にも左右されるんですね…。

絶対この子は早慶上智に行くなぁって思った子でも、GMARCHだった…という例に何人も覚えがあります。

もし量も方法も絶対におかしくないのであれば、運に左右されてしまったのかもしれません。

余談

所感・雑感

率直に

色々言いましたね、、短く500~1000文字程度で終わらせようと考えていたのに2500字を超えてしまった(苦笑)

参考になりましたかね?だとしたら書いた甲斐があります(´ー`)

そのうち、本当は面白いプログラミングの世界みたいな話したいなーって思いました。

「勉強がつまらない」「勉強が辛い」という認識がある方は、教育機関(小中学校~・高校)での経験が大半の原因の筈です。

そういう意味では、教育業界に居た身としては申し訳無さを感じる部分も少なからずあるわけです。

全然つまらないものじゃないですよ、寧ろ楽しいです。

勉強すること、つまり知ったり解ったりすることというのは、人間の知的欲求を満たすことになりますから。

勉強自体が苦なはずがない

苦に思うとしたらそれは「勉強するよりもやりたい何か」があって、「勉強するよりもやりたい何か」を我慢する苦じゃないかなと想像します。

私も最近は勉強していますが、家族との時間や趣味の時間を削る意味では苦に思う部分もあります。

「自己投資」「将来の為」と考えて飲み込んでます。

そういえば

IT業界のハードルがやたら高く見られる点も、固定観念をぶっ壊しに行きたいですね。

全然高くないですよ。

数年以内に投稿かな。笑

ダイス
ダイス
ご参考になれば幸いです。
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ダイス
アラサーSE。多趣味。詳細はこちら→[Profile]。サイトでは、特定の分野に限定せずに幅広く発信していきます。

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