今回ご紹介しますのは、
SFホラー映画【エイリアン】のネタバレ、感想記事になります。
この記事の読者の想定は下記の通りです
- SFホラー映画【エイリアン】シリーズが好き
- SFホラー映画【エイリアン】について知りたい
- SFホラー映画【エイリアン】のネタバレを読みたい
上記に当てはまる方は、是非お読み下さい。
上記の記事の内のビデオ・オン・デマンドの活用や、お近くのレンタルビデオ店の活用をお勧めします。
SFホラー映画【エイリアン】- 作品紹介
作品情報
- 公開日:1979年
- 監督:リドリー・スコット
- 脚本・原案:ダン・オバノン
- エイリアンデザイン:ハンス・リューディ・ギーガー
主演
- ダラス (トム・スケリット)
- リプリー (シガニー・ウィーバー)
- ランバート (ヴェロニカ・カートライト)
- ブレット (ハリー・ディーン・スタントン)
- ケイン (ジョン・ハート)
- アッシュ (イアン・ホルム)
- パーカー (ヤフェット・コットー)
- ジョーンズ (猫)
- マザー (ヘレン・ホートン(声のみ))
- エイリアン (ボラージ・バデージョ)
マザー役のヘレン・ホートンは、宇宙貨物船ノストロモ号に搭載されているメインフレームAI=マザーであるため、声のみの演出となっています。
SFホラー映画【エイリアン】- あらすじ –
西暦2122年、宇宙貨物船ノストロモ号の搭乗員である船長ダラス、副長・一等航海士ケイン、二等航海士・通信士リプリー、二等航海士・操舵手ランバート、機関長パーカー、機関士ブレット、科学主任アッシュの7名は、地球へ帰還する途中に知的生命体と思われるものから信号を受信する。
会社との雇用契約に則り、小型の着陸船に乗り、7人は謎の信号の元へと調査に向かう。
小惑星に着陸する直前第3エンジンが故障し、着陸する際に破損してしまう。
パーカーとブレッドは修理に最低でも25時間かかると告げる。
ダラスとケイン、ランバートの3人は宇宙防護服を着て船外の調査を開始。
調査中に発見した宇宙船内の最下層まで進むと、無数にある卵を発見する。
卵に近づいてしまったケインは、卵から飛び出した謎の生物(フェイスハガー)に襲われてしまう。
調査から帰還した3人は、ケインが危険な状態であることを伝えエアーロックにを開けるように言うが、リプリーは病原菌に感染している可能性があると防疫を理由にエアーロックを開けることを拒むも、アッシュが独断で開けてしまう。
ケインの顔に張り付いたフェイスハガーを剥がそうと試みるも、危険が伴うため断念。
しばらくするとケインの顔からフェイスハガーが剥がれており、生物は死骸となっていた。
その後、意識を取り戻したケインと乗組員達で食事をしていると、急にケインが苦しみだし異常に暴れる。暴れるケインを乗組員達が抑えるが、ケインの胸部を食い破りながらおぞましい生物が出てきて・・・
SFホラー映画【エイリアン】- ネタバレ –
ケインの死亡
ケインの胸から突如現れた生物(チェストバスター)に、パーカーは近くにあったナイフ(?)でチェストバスターを退治しようとする。
しかし、アッシュに手を出すなと静止される。
アッシュは何故チェストバスターを殺そうとしたパーカーを止めたのでしょう?私の考えでは
①パーカーの身を案じた。
②貴重なサンプルを欲しがった為。
のどちらかではないかと思っています。前者ならアッシュいい人!で終わるのですけどね。
己の置かれている状況を把握したチェストバスターはその場から逃走しまう。
ケインは胸部を食い破られたため、死亡する。
チェストバスターは何故、肋骨のある胸部から飛び出してきたのでしょうか?胸よりも柔らかいであろう、腸でも食い破って出てくることはできると思うのですが・・・
名前の意味である『胸を突き破るもの』が、後述する生態が由来となっているそうです。
逃走したチェストバスターを探す
乗組員達は二手に分かれて、探知機を使いながら船内に逃げたチェストバスターの捜索を開始する。
リプリー・パーカー・ブレッドが行動している場所で探知機に反応があるも、猫(ジョーンズ)に反応していただけだった。
(リプリーが持ち込んだ猫だそうです。ちなみに茶トラのオス猫らしいです。)
逃げたジョーンズを探しに一人で行ったブレッドは、脱皮をして大きく成長したエイリアンに襲われ連れ攫われてしまう。
通気口にいるエイリアンを船外へ放出する為、ダラスが通気口へ
ダラスは、ダクトの中で身を潜めているエイリアンをエアロックまで追い込み、船外へ放出することを提案する。
科学主任のアッシュからエイリアンは火に弱いかもしれないという助言のもと、パーカーは火炎放射器を製作する。
エアロックへ追い込むため、ダラス一人でダクトへ進入することに。
ダラスはマザーに、エイリアンに対して助言を貰おうとするもデータ不足により解答も得られないまま、ダクトへ進入を開始する。
探知機でエイリアンの居場所を確認しつつ、火炎放射器を持ち進入を進めるダラス。
しかし、第3区まで進むと探知機でみていたエイリアンの信号が消えてしまう。
ランバートから近くにいたはずだ。気をつけて。と言われ辺りを慎重に捜索するダラス。
そしてダラスは足元には謎の粘着液が垂れているのを発見する。
火炎放射器でエイリアンの居場所を確認するも見当たらない。
すると探知機にエイリアンの信号が出て、ダラスに近づいていく。
エイリアンに襲われてしまったダラスは、乗組員達と通信が切れてしまう。
特別指令937
作戦会議を始める4人。引き続きエアロックに追い込む作戦を続けようと話すリプリーとパーカーに対して、ランバートは脱出艇に乗って逃げようと提案する。
しかし、脱出艇には4人乗ることができなかった。
次々と仲間を襲われ、恐怖する乗組員達は口論してしまう。
これまで黙って聞いているだけだったアッシュに、リプリーがマザーからアドバイスは無いのか問うも、アッシュはまだ分析中だと言う。
未だに分析中だということに疑問を持ったリプリーは、自身でマザーに確認することに。
マザーに確認していると、科学主任であるアッシュ専用に特別指令937が出ていた。
特別指令937とは、謎の信号も元へ航路を変更し、エイリアンを調査。そして標本を採集せよ。生体標本の持ち帰りを最優先させ、乗組員は場合によって放棄してよし。という最悪の指令だった。
アッシュが説明しようとするも、リプリーは怒り悲しみその場から去ろうとするが、アッシュがそれを阻む。
アッシュの額からは白い液体が流れていた・・・
逃げるリプリーの髪の毛をとてつもない力でむしり、投げ飛ばすといった暴行する。
動けなくなったリプリーを殺害しようと雑誌を丸め、口に押し込み窒息させようとしているところを、リプリーは間一髪のところでパーカーとランバートに助けられる。
パーカーに殴られ、白い液体を撒き散らしながら壊れていくアッシュは、人間ではなくアンドロイドであった。
リプリーはアッシュからいくつかの疑問を聞くために、話せるようになる程度の修理をする。
再度起動したアッシュに対し、リプリーは特別指令とはなにか?エイリアンを殺す方法はないか?と聞く。
マザーに聞き知っているはずなのに、何故もう一度アッシュに同じ質問をしたのか?
- パーカー達に聞かせるため。
- フェイスハガーの死骸を調査した科学主任であるアッシュにエイリアンの殺す方法を本当にないのか聞きたかった。
- 会社が生体を持ち帰らせるために直接送り込んだアンドロイドの為、詳しく確認したかった。
こんなところではないしょうか?
アッシュは、特別指令とは、生物を持ち帰ること。そして乗組員達の命は二の次であると解答し、エイリアンは完全生物のため殺せない。生き残るために感情などに左右されない罪悪感にも惑わされない完全生物だと話す。
アッシュの電源を落とそうとすると、アッシュは君たちには同情するよ。と一言言って電源を消されパーカー火炎放射器で焼かれる。
3人で脱出艇でエイリアンから逃げる
ノストロモ号を爆破し脱出艇で逃げることになった3人は、爆破に酸素供給器の冷却材が必要だと話し、冷却材をパーカーとランバートが集め、リプリーは脱出艇の準備をしに二手に分かれて行動し、7分後に集合することに。
リプリーはジョーンズのことを思い出し、捜索に行き確保する。
冷却材を集め、設置している最中にパーカーとランバートはダクトから出てきていたエイリアンに殺されてしまう。
パーカー達の元に向かったリプリーは、無惨な光景を目の当たりにし急いで爆破の準備を進めに戻る。
自動爆破装置の設定を完了したリプリーはジョーンズの入ったキャリーケースを抱え、脱出艇に向かう。
しかし脱出艇に向かう通路でエイリアンを目撃してしまい、脱出は不可能だと考えたリプリーは急遽、自動爆破装置を止めに戻る。自動爆破装置の解除に僅差で間に合わず、爆破のカウントダウンが始まってしまう。
ジョーンズはエイリアンから逃げる際に通路に落としまっていた。
自動爆破装置を解除できなかったリプリーは再度脱出艇に向かうも、通路にはエイリアンはいなかった。
無事脱出艇に乗り込み、ノストロモ号の大爆破に成功
通路に置いてあったジョーンズを回収し、無事脱出艇に乗り込みノストロモ号との切り離しに成功。ノストロモ号は大爆破する。
心底安堵したリプリーは、ジョーンズをコールドスリープに入れ、自身も地球に着くまでの間コールドスリープに入るため準備をしていると、壁に挟まれるように紛れていたエイリアンが動き、驚いたリプリーは間一髪のところで格納庫へ逃げる。
エイリアンも一緒に脱出艇に乗ってしまっていたのだった。
リプリーは格納庫の中で宇宙服へと着替え、エイリアンを脱出艇外へ放出するため、まずエイリアンが挟まっている壁から出そうと考える。
決意したリプリーは格納庫から出て、神頼みのようなものをしながらエアロックを開けた際に自身も放出されないように座席につきシートベルをする。
リプリーは壁に入り込んでいるエイリアンを上手く追い出し、エイリアンがリプリーに近づいた瞬間エアロックを開け、無事に宇宙空間へ放出することに成功する。
会社へノストロモ号と貨物の爆破、自分以外の乗組員の死亡、6週間後に地球圏に達するため回収してもらうことを期待すると報告し、コールドスリープに入るのだった。
感想・次回作の紹介
いかがでしたでしょうか?
もし、面白そう!気になる!もう一度観直したい!と興味を持たれる方は是非ご覧になって下さい。私自身もこの記事を書くにあたって観直しましたが、忘れていた部分も多く、楽しく観ることができました。
この記事では書いていませんが、攫われたであろうブレッドとダラスの詳細も記事にしたいと思っています。
次回作からは、第1作で唯一の生還者となったエレン・リプリーが主人公としてと作品が始まります。
私は映画エイリアンシリーズで一番好きなのが、エイリアン2ですので、是非動画やDVDなどでご覧いただければな。と思います。
エイリアン2につきましてもネタバレ記事を投稿していきますので、宜しければ見に来て下さい。