アニメ「オーバーロード」(全13話)を観賞しました。
あらすじやネタバレ含む感想等を載せます。
この記事の読者の想定は下記の通りです。
アニメ「オーバーロード」のあらすじを読みたい
アニメ「オーバーロード」の要約を読みたい
アニメ「オーバーロード」のタイトルの意味を知りたい
アニメ「オーバーロード」の感想を読みたい
上記の内1つでも当てはまる方は、是非お読み下さい。
はじめに
アニメ「オーバーロード」を観ていない場合
本記事のあらすじ以降は、アニメ鑑賞後にご覧になることをお勧めします。
無料で観られます。
上記の記事の内、VODの無料体験期間を活用することでアニメ「オーバーロード」のあらすじ
─オンラインゲーム「ユグドラシル」、サービス終了日のこと。
プレイヤーである「モモンガ」は、自分のギルド(※1)で過ごしていた。
日が変わる24:00まで、回顧しつつまったり過ごすつもりでいた。
24:00になったらサーバーは落ち、サーバーとの接続は切れ、ログアウトする筈だった。
24:00になっても、サーバーは落ちなかった。
それどころかログアウトができなくなっている。
GMコールもできない。
NPC達は自らの意思で動くようになった。
ここは本当に「ユグドラシル」なのか?別の何かなのか?
モモンガは「そもそも自分は現実に戻るべきなのか?」自問しつつ、何が起こっているのか調査し始める─
アニメ「オーバーロード」はどのような方にお勧めか?
内容に言及します、先入観なく読みたい方はご覧になるのをお控え下さい。
下記のいずれか1つでも当てはまる方にお勧めします。
- RPGが好き
- オンラインゲームが好き or のめり込んだことがある
- ソードアート・オンラインが好き
アニメ「オーバーロード」ネタバレ要約
─モモンガはNPCを活用しつつ、「ここはユグドラシルか」の調査を進めていた。
そんな中、唐突にもシャルティア・ブラッドフォールンが何者かに精神支配を受けた。
モモンガことアインズ・ウール・ゴウンは解こうとするも、一度目は失敗した。
精神支配は、「ワールドアイテム」(※1)によるものだった。
アインズ・ウール・ゴウン以外のプレイヤーがシャルティア・ブラッドフォールンに対してワールドアイテムを使ったということである。
ワールドアイテムクラスにはワールドアイテムクラスのアイテムで対抗するしかなく、アインズ・ウール・ゴウンもワールドアイテムをシャルティアに用い、攻撃を浴びせた。
(ワールドアイテムをぶつければ精神支配が解けるわけではなかった。)
シャルティアは精神支配されている影響で「攻撃されたから(アインズを)倒さなくてはならない」と考え、アインズを倒そうと反撃。
アインズは多くの課金アイテムを用い、真っ正面からシャルティアを殺した。
アインズは城に戻り、シャルティアを蘇生させた。─
※1 要は非常に強力なアイテムということ。アイテム数に限りがある上に、希少度が非常に高い。リアルマネーによる課金や時間を割いて手に入るもののようです。
Q.「ここはユグドラシルか?」について
A.結論は出なかった。使用通貨は異なるものの、魔法の一部はユグドラシルに存在したものと一致していた。
Q.「自分はここに居続けるべきか?」について
A.結論は出なかった。ただ、「今後ナザリック大墳墓を出る可能性がある」ことを、モモンガはアルベドに対して、シャルティア戦の直前に仄めかしている。
Q.シャルティアを精神支配したプレイヤーは誰?目的は?
A.今シーズンでは明らかにされなかった。誰によるものなのかも、目的も。
アニメ「オーバーロード」タイトルの意味
オーバーロード:死の支配者という意味です。
作中に言及がありました。
モモンガを指します。
「活殺自在」は「生きながらえさせることも殺すことも、己の意のままに行える」ことを指しますが、モモンガの場合は「死者を生き返らせることもできる」。
死について自由自在に行えるから転じて、死の支配者と称されたのではと思います。
アニメ「オーバーロード」キャラクター
モモンガ
ユグドラシルプレイヤーの1人で、「モモンガ」はユグドラシル内で用いているキャラクターネーム。
ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のギルド長をしている。
オンラインゲーム「ユグドラシル」のサービス終了日、ログアウトせず過ごしていたことから妙なことに巻き込まれる。
性格は真面目で誠実、部下達の期待に応えるべく「部下達の理想の姿」を自分なりに想像、そのように振る舞っている。
人の死に何も感じなくなっていっている。
リアル世界では社会人をしている、童貞。
別称について
■「アインズ・ウール・ゴウン」
カルネ村を助けたときから「アインズ・ウール・ゴウン」と名乗るようになる。
異形種であり、骸骨のような姿をしているが人前に出るときはしっとマスクをするようになる(怖がらせない為に)。
「アインズ・ウール・ゴウン」の由来は、モモンガの所属ギルド名から因んでいる。
■「モモン」
冒険者組合に登録するときから「モモン」と名乗るようにしている。
フルプレートアーマーを装備している。
■「至高の御方」(シコウノオンカタ)
アインズ・ウール・ゴウンのNPCから呼ばれることが多々。
ナーベラル・ガンマ
ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のナザリック地下大墳墓に配置されている戦闘メイド「プレアデス」の1人。
モモンガが「冒険者モモン」、ナーベラルは「ナーベ」と名乗っている。
少なくとも今シーズンでは、シャルティアと同等かそれ以上に多かった。
そして可愛いです。人間に対しての言葉がやや厳しいけど。笑
シャルティア・ブラッドフォールン
第1・第2・第3階層守護者。
種族は吸血鬼。
ラスボス(※今シーズンの)。
普段は可愛いらしい容姿をしている。
人間を喰らうときは恐ろしい容姿になる。
戦闘力は、ナザリック地下大墳墓内で1位か2位を争う程に優れる。
ガゼフ・ストロノーフ
王国戦士長であり、王国の中で最強と謳われる人間。
民を思い、身を犠牲にしてでも民を守ろうとする軍人の鑑。
モモンガがカルネ村を助けたこと、自身を助けてくれたことについて、モモンガに対して恩を感じている。
アルベド
守護者統括。
種族はサキュバス。
メインヒロイン。
所謂「ヒドイン」であるとも有名。
コキュートス
第5階層守護者。
種族は?(※明かされてなかったように思います)
武人のようなイメージ、落ち着いている。
アウラ・ベラ・フィオーラ
第6階層守護者。
種族はダークエルフ、マーレの姉、年齢は70代。
サバサバ系女子。
マーレ・ベロ・フィオーレ
第6階層守護者。
種族はダークエルフ、アウラの弟。
おかっぱにスカート姿、内気。
デミウルゴス
第7階層守護者。
種族は悪魔。
聡明。
モモンガの言葉を「世界征服を所望している」と受け取った。
ンフィーレア・バレアレ
何でも装備できるタレント持ち、前髪がカーテンのような髪型。目を覆いきってる。
薬師。
町娘のエンリ・エモットに恋している。
エンリ・エモット
カルネ村で兵士に襲われていた姉妹の内の姉。
モモンガの気まぐれによって助けられた(ある意味、セバスのお陰で助かったとも言える。セバスの創造主「たっち・みー」が言っていた「誰かが困っていたら、助けるのは当たり前」、モモンガが物理的に助けられたことがあったのを思い出した為)。
妹はネムという。
両親は兵士に殺された。
ニニャ
チーム「漆黒の剣」の1人。
性別を隠しているが、女性。
貴族に連れて行かれた姉を探している。
暗黒の剣の構成員は全員、クレマンティーヌに殺される。
暗黒の剣の構成員
- ペテル・モーク
- ルクルット・ボルブ
- ダイン・ウッドワンダー
- ニニャ・スペルキャスター
クレマンティーヌ
組織「ズーラーノーン」の構成員の1人。
なんでも装備品を扱えるタレント持ちであるンフィーレア・バレアレを誘拐する。
誘拐の際、近くに居た漆黒の剣メンバーをついでに惨殺する(遺体を隠さなかったことから自信が窺える)。
モモンガに痛ぶり殺される。
ズーラーノーンの構成員
- クレマンティーヌ
- カジット・ノーライフ
ヘロヘロ
ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」に所属するキャラクターの1人。
モモンガとはギルド繋がりであり、ギルドメンバー。
ユグドラシルのサービス最終日、モモンガとの会話に花を咲かせた。
感想
率直な感想
モモンガ流石だと改めて思わされた。
属性的な不利を跳ね除けシャルティア・ブラッドフォールンに勝つとは。
まぁ勝つとは思ってたけど、改めて流石だなと。
シャルティアも強かったな。
第1、2,3階層守ってるって聞いたときは、「あれ他の守護者よりも守護範囲広くね」って印象を持った。
「実力相応に広範囲を任されていた」ってことだったんだな、任されるべくして任されていたと。
まさか守護者統括のアルベドより強いとは思わなかった、、戦力的にはシャルティアの方が上なのにアルベドに一任ということは、アルベドには戦力以外の魅力がある?
他のメンバーからの信頼が厚いとか、リーダーシップに優れるとか。
逆にシャルティアの方が劣っている部分があるのかな、人間を食い散らかすところとか理性を失ってるようだったけど、あの辺りとかが懸念材料だったとか?解らないなー。
モモンガとシャルティアの戦闘シーン、激しかったな。
モモンガvs.クレマンティーヌの戦いのような、圧倒的にひれ伏させるのも気持ちいいけど、激闘もまた違った良さがある。
にしてもバッファ的な魔法多かったなー。笑
FFなら、プロテス・シェル・ヘイスト・ブレイブ・フェイス・リジェネ・バーサク(デバフ?)・インビジ…くらいかな。8個。
本作では15個くらいは並べ立ててた気がする。笑
例えばドラゴニックなんとかーとか、ドラゴン系の攻撃による被ダメを抑えるか、自身の攻撃属性にドラゴンを上乗せする感じなんだろうなぁ。
疑問・未回収伏線周り
サーバーダウン
ユグドラシルサービス終了日の24:00になっても、何故サーバーダウンしなかったんだろう。
終了日以降ってつまり、サービスはもうやっていないのだからキャラクターの操作も何もかもできない筈なんだけどなぁ…不思議だしよく解らない。
実際は終わってなかったってことなのか、ユグドラシルじゃない何かに転移したってことなのかな。異世界?
NPCの変化
百歩譲ってサーバーダウンしなかった点について目を瞑るとして、NPCは何故動き出したんだろう。
そのようにプログラミングされてなきゃありえないんだが。
プログラムはプログラミングされたようにしか動かない、「意思を持って動いているように振る舞う」ようにプログラミングされてるなら解るけど。
ユグドラシルじゃない別のオンラインゲームか何かに転移していて、そこでは罷り通ってること…とかかな。解らない。
精神支配
シャルティア・ブラッドフォールンの精神支配がワールドアイテムでされたことは解った。
行ったのは誰なのか、何の目的で行ったかが解らなかった。
教えてくれよーい、原作の小説読めってことなのかなぁ。
リアルモモンガ
現実世界のモモンガ、「家族は居なくて、帰って寝るだけの生活」って自身で言っていた。
家族は居なくてってどういうことだろう、妻子が居ないってこと?
まさか両親死んでる?だとしたらなぜ?
ニニャの姉
貴族に拐われたっていうニニャの姉は結局どうだったの?実は登場しているが明かされていない…とかそういう感じなのかな。
髪の色的にはカルネ村のエンリ・エモットかと発想は浮かぶけど、2人姉妹っぽいし、年齢的にもニニャの方が上のようだったから全然違うか。姉って言ってたし。
目玉
シャルティア・ブラッドフォールンとアインズ・ウール・ゴウンの戦闘中、目玉みたいなのが一瞬見えた気がするんだけど、あれなに?精神支配に関わる何か?
実は全然意味なんてない描写とかだったり?
ナーベの同僚
カルネ村にナーベラル・ガンマの同僚が居るって話だが、何しに?守りに?
お手伝いかな?最後の最後に一瞬だけあった情報だったから全然解らなかった。
ブレイン・アングラウスとガゼフ・ストロノーフの出会い
王国戦士長であり最強と謳われるガゼフ・ストロノーフ。
ガゼフ・ストロノーフに匹敵する強さを持つと言われるブレイン・アングラウス。
ブレイン・アングラウスはシャルティアとの接触により、自信の損失が著しい。
2人の出会いで何がどうなるのか?
他のプレイヤーに遭遇しない
モモンガはユグドラシルのサービス終了日、ログアウトしなかったことでこのような展開になっている。
「人気ゲームであるユグドラシルなのに、他にもログアウトしなかったプレイヤーは何人も居た筈じゃないか?」「何故全く遭遇しない?」「ログアウトしなかったプレイヤーは居たが、その中でもモモンガのみ、そうでないにしても一部のみが閉じ込められた?」と疑問に思う。
最後に
んー正直なところ、物語もストーリーもギャグセンスも好みです。
キャラクターデザインも斬新、オンラインゲーム(TalesWeaver)にハマったこともある私には色々とハマりまくりです。
ただ、伏線残し過ぎじゃないかなーと不満を覚えます、ソードアート・オンラインのような1クールをそもそも長くするべきだったんじゃないかなと思っちゃいます。
素人考えなので出来ないとしたら理由は知らないのですが…。
私はすぐにシーズン2を見られますが、シーズン1放映直後の当時は観られず悶えるか原作の小説読むしか続きを知る方法が無かったんだよなぁ…。
「原作を売ることが狙い」だというなら解りはするんですが、視聴者的には酷いなぁと。続き気になって原作に手を出しますよそりゃ。シャルティアの精神支配した奴はどこの馬の骨だ…。