映画「ジョン・ウィック」(ジョン・ウィックシリーズ第1作目)を観ました。
あらすじ、ネタバレを含む感想を載せます。
この記事の読者の想定は下記の通りです。
- 映画「ジョン・ウィック」のあらすじを読みたい
- 映画「ジョン・ウィック」の要約を読みたい
- 映画「ジョン・ウィック」の感想を読みたい
上記の内1つでも当てはまる方は、是非お読み下さい。
未だ観賞していない方向け
映画「ジョン・ウィック」のあらすじ
ー「ジョン」は、最愛の妻「ヘレン」を病気で失い、希望を失っていた。
だが死期を悟っていたヘレンはー
映画「ジョン・ウィック」はどのような方にお勧めか?
下記の内、いずれか1つでも当てはまる方にお勧めします。
- アクションが好き
- キアヌ・リーブス作品が好き
ただ、注意点として血の描写が多いように思います(バイオレンスなシーンが多いので)。スプラッター映画ほどのことグロさはありませんが、血の描写が苦手な方にはお勧めしません。
ご覧になる方は、公式トレーラーをご覧になってから本編を観ることをお勧めします!
映画「ジョン・ウィック」トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=21h91TPtp48
本記事の以降の内容は、本編鑑賞後にご覧になることをお勧めします。

上記の記事の内のビデオ・オン・デマンドの活用や、お近くのレンタルビデオ店の活用をお勧めします。
既に観賞した方向け
映画「ジョン・ウィック」のネタバレ
物語要約
─死期を悟っていたヘレンは、ジョンには愛するものが必要と考え、犬「デイジー」を贈る手配をしていた。
ヘレンの死後、ジョンの元にデイジーが届けられ、ジョンは”希望”を受け取った気持ちでいた。
マフィアである「ヨセフ」はジョンの車や犬に目をつけ、ジョンに売らせようとするも失敗。
深夜、ヨセフは仲間と共に実力行使してジョンの車を奪いつつ、犬を撲殺した。
*
ジョンは復讐の為、ヨセフを追い、殺した。
ヴィゴ含むマフィアの構成員や、自身を狙った殺し屋もパーキンズを除き皆殺しにするも、その過程で友人「マーカス」を殺されてしまう。
*
ジョンは満身創痍ながらも、復讐を完遂した。
復讐を完遂したとき、とある犬と縁が繋がり、一緒に帰るのだった。─
映画「ジョン・ウィック」の感想
率直な感想
マーカスが死んで悲しすぎる。
ジョンウィックの危機を2度も救ったマーカス。
昔馴染みの友人、ヴィゴ曰く「親友」。
関わりが暫くなかったのにヘレンの葬式には姿を見せてくれ、金を稼ぐこともできたのにジョンを救った結果「裏切りに憤慨したヴィゴにより殺害される」とは…。
辛すぎる…。
密告したパーキンズ許すまじ(密告しなきゃ、マーカスは少なくともあのタイミングでは死なずに済んだ)。
その点はコンチネンタルホテルのウィンストンら、よくやってくれた(別(掟破り)の理由とはいえ、始末してくれたので)。
動機が新鮮
ゲオやツタヤで棚に並べられた映画を眺めてると「復讐劇をモチーフにした映画が多いな」と思うことがしばしばある。
本作も復讐劇だが、動機が新鮮。
よくあるのは「妻(夫)が殺された」「子が殺された」かと思うが、今作は「犬を殺された」ことが動機。
亡き妻が送ってくれた”希望”…、リアリティもある。
あっさり死ぬヨセフ
ジョンは平穏な生活を送っていたのに、ガソリンスタンドでヨセフに車やデイジー(犬)に値をつけろ(売れ)と言われ、断った結果としてヨセフの反感を買い悲劇を招いた(車を盗まれ、デイジーを撲殺される)。
ヨセフのやったことは到底許せない。
なぶり殺されて欲しいとまでは言わないが、多少は苦しんで、自身の行いを悔いに悔いてから死んで欲しかった。
ジョンはヨセフの胸を一発撃ち込み、殺したけど、あっさり過ぎたのは少し残念。
悔いる時間がなかった気がする…と一瞬思ったものの、これ以上ヨセフに言葉を吐かせたくなかった気持ちもある(ヨセフは終始「なんでたかが犬だろ」と言わんばかりの態度だった為)。
オーレリオ
ヨセフがジョンの犬を殺したと知って思い切りぶん殴ったオーレリオの拳、気持ちよかった。
彼も生きててくれてよかった。
総評
殺しがスタイリッシュだわリアリティに富むわで凄かった。
例えばジョンが敵の頸をナイフで刺そうとして、刃が届かなくて、ガンッ!ガンッ!と押し込んで徐々に入っていく刃、服に滲む血…凄かった。あれ?ほんとに殺してね?(演者さん…?)ってノリで観る程だった。銃弾管理、装填、敵の銃を掠り取りはスタイリッシュだし、襲うタイミングとかも凝ってる(トランシーバーで「異常なし」って仲間に伝え終えるのを待ってから襲ってる)。
ヘレンを失い、愛犬デイジーまで失ってもう辛すぎた。はぁ。でも最後の最後に別のワンちゃんとの出会いがあったのはよかった!(あの施設はなんだったんだろう?捨て犬でいいんだよね?どこかの家の子だと、あれ泥棒かな?ってなってしまう)デイジーから希望をもらったと表現してたけど、自分で希望を見つけた…ととっていいんだろうか。少なくとも前向きな気持ちだと解釈した。
マトリックスやスピードを見てすぐにキアヌは、流石に年取ってるだろと思ったらかっこよすぎて笑った。20年以上経ってる筈なんだが…!!
因みにスピード2でも出てるウィレム・デフォー(※1)さん、ここでも起用されてて個人的にはすっっっごく感動した。笑
※1 本作の「マーカス」(昔馴染みの友人)、スピード2の「ガイガー」(プログラマーであり、爆破テロリスト。ゴルフ)
キアヌ・リーブス出演作品、外れないなぁと再認識させてもらった。今後も引き続き楽しませていただく!\( ‘ω’)/