映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」(X-MENシリーズ第5作目)を観ました。
あらすじ、ネタバレを含む感想を載せます。
この記事の読者の想定は下記の通りです。
- 映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」のあらすじを読みたい
- 映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」の要約を読みたい
- 映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」の感想を読みたい
上記の内1つでも当てはまる方は、是非お読み下さい。
未だ観賞していない方向け
映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」のあらすじ
ー舞台は「ミュータント」の存在が認知される前の時代。
エリックとチャールズは「セバスチャン・ショウ」の悪巧みを阻止しようと尽力しー
映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」はどのような方にお勧めか?
下記の内、いずれか1つでも当てはまる方にお勧めします。
- アクションが好き
- アメコミ(マーベル・コミックやDCコミック 等)が好き
ご覧になる方は、公式トレーラーをご覧になってから本編を観ることをお勧めします!
映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」トレーラー
本記事の以降の内容は、本編鑑賞後にご覧になることをお勧めします。

上記の記事の内のビデオ・オン・デマンドの活用や、お近くのレンタルビデオ店の活用をお勧めします。
既に観賞した方向け
映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」のネタバレ
物語要約
エリックが初めて出会ったミュータントは、「リーブ」。
「セバスチャン・ショウ」は第三次世界大戦を画策するも、チャールズやエリックらの活躍により阻止。
チャールズやエリックらは世界の為に戦ったが、人間はミュータント全てを敵視してチャールズら(人間を守った側のミュータント)すら攻撃した。
エリックが歩けなくなった原因はチャールズ(人間を憎んだチャールズが、エリックについていた人間「モイラ」を殺そうとし、エリックが庇う。エリックの脊髄損傷に繋がり、「足の感覚がない」状態に繋がる)。
リーブは幼い頃にエリックに好意を持つも、エリックはリーブのことを妹のように扱い、エリックは最後にはチャールズとの同行を指示。
映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」の感想
幼いリーブが可愛い
X-MEN1~3のミスティークと打って変わって、幼少期のリーブが可愛かった。
純粋無垢。
自分の身を守るために能力を使って姿を変えて家に忍び込んで盗み食いしてたところは、必死に生きてるんだなと思わされた。両親はどうしたんだ…?(描写がなかった気がする)
青い肌を気にしていたところ「ミュータントは誇り」って思想のチャールズの考えに同調したりしていたところからは、素直な子の印象を持った。
エリックについていたのはダークサイド堕ちしたわけではなく、チャールズに指示でってのも意外だった…。
兄弟のように育ったのに、、チャールズも辛かったろうに、エリックの為だったんだろうなぁと想像。
深い
考えさせられた。
■セバスチャン・ショウ:「ミュータントこそ人類の進化系!進化系が劣化種を統べる!」
神様のような発想。
力を持つとこういう発想を持っちゃうのは、良くも悪くもあるんだろうなぁ。
権力だってそうだけど、できるってことは選択肢が有るってことだから。
人間だって、別の生物を統べる…とは少し違うけど、管理したり、なんなりしてるし。
■人間(アメリカ軍・ソ連軍):「あの化け物はなんだ!?戦争してる場合じゃないぞ!」
理解できないものを目の当たりにしたら、直感的にはそうなるのかもしれない…。
自分達を守ってくれてるだなんて露知らず。
守ってやった対象からすぐに牙を剥かれたら、そりゃエリックだけじゃなく普通の人間でも不快。
■エリック:「人間を統べるっ!」
■チャールズ:「進化した者として、協力するんだ!」
どっちも解る。
- 綺麗事を並べてるようで、人間との歩み寄りや希望を捨てないチャールズ。
- 楽な方をとっているようで、ミュータントの同胞達を守る方に重きを置くエリック。
理解し合って手を取り合えたかもしれない2人だけど、当然今までに経験していることも思想も違う。
(エリックは母親を目の前でセバスチャン・ショウ殺されてるからね。大事な母親殺されればそりゃ、仇討ちの機会があったらするよね。そんな経験は、チャールズにはない。)
難しい…。
若いリーブが可愛い
外見もだけど、性格も幼少期からの明るいままだった。
集められたミュータント達に二つ名をつけたのがリーブだったのは意外。
チャールズにプロフェッサーX、エリックにマグニートー、自身にミスティーク…等とね。
ハンクが全身青くなった理由
自分が開発した薬の効果に依るもので、開発に失敗したから(想定外の結果)だったのね。
しかも薬の基になってるのはリーブ(ミスティーク)のDNAを研究したものってのがまた意外。
「おととい来やがれ」
チャールズとエリックがミュータントを勧誘し回ってるとき、相手にウルヴァリンが混じってて「おととい来やがれ」って一蹴されてるのには笑った。
2人ともあっさり引き下がったな…(笑)。
気になるところ
- リーブ(ミスティーク)はなぜ性格が変わった?X-MEN1~3は、なんだか暗かった気がする。エリックへの想いもどこへ…。単に時間が経ったから?
- モイラって確か、X-MEN3(X-MEN: ファイナル ディシジョン)の最後の最後に、一命を取り留めていたチャールズのお世話をしていた女性の名前な気がする(チャールズが呼んでた)。このファースト・ジェネレーションのタイミングでモイラの記憶は消されてるのに、なぜ未来のモイラはまたチャールズと居る?どこかのタイミングで記憶を取り戻すか、チャールズと関係を改めて作り直してる?
総評
エリックがああなった理由がよく解る内容だった。
つらい経験してるなぁ…。
最終的にどこに収束するんだろう、引き続き愉しみ。